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重量

宅配便などで荷物を送る時には必ず重量によってコストが変動する。誰もが当たり前のようにこのシステムを理解しているはずだ。しかし、空港ではこのシステムが完璧に反映されていないことに気づく。

国内外問わず空港に行けば荷物の重量をチェックされる。そして、エコノミーでもビジネス以上でも決められた許容重量をオーバーすると追加料金が発生する。ここまでは宅配便などと同じように重量でコストが変化するシステムだ。ただ、忘れてはいけないのは人も飛行機に搭乗するということだ。飛行機目線でみれば、荷物の重量と人の重量の両方で負荷をかけられる。しかし、実際には10kgの軽い荷物を持つ120kgの肥満体型の人と許容重量オーバーである30kgの荷物を持つ60kgの小柄な人では後者の方がコストが高くなる。荷物と人の総重量として比較すれば、圧倒的に前者の方が大きいにも関わらず、後者だけ余分な追加料金を請求されてしまうのである。エコノミーでは肥満体型の人が隣の席の人を圧迫してしまうことは頻繁に起こる。それなのにその余分な脂肪に超過料金が適用されないのは不思議だ。

荷物と人の総重量で許容重量を設定するユニークな航空会社が1社でも出てきて欲しいものだ。アジア人と欧米人ではもともと骨格が圧倒的に異なるので、欧米人の目線では不公平なように見えるかもしれないが、世界全体でのダイエット促進に一役買うことができるのかもしれない。